【雑記】AI時代に行政書士はどんな役割があるか? 『AIビジネスの法律実務』を読む
みなさん、こんにちは。「アイデア光る事業法務エキスパート」行政書士の中牟田です。
ここ数年、AI(Artificial Intelligence:人工知能)という言葉をとてもよく耳にするようなりました。
AI技術を使ったコンピュータが囲碁や将棋のトップ棋士に勝ったということもニュースになりましたし、自動車の自動運転技術や株などの金融商品の取り引きにもAI技術が用いられているようです。
今後さらに広範囲な分野でAIが使われ、AIそのものが自律的に学習をして判断をしていく時代になっていった時、これまで想定されていなかった新たな法的な問題が発生してくると思われます。
AIがさまざまな分野で活用されていった場合、法的にどのようなことが懸念されるかを知りたくて、今、こちらの本を読んでいます。
人工知能法務研究会編『AIビジネスの法律実務』
(日本加除出版、2017年11月)
労働、自動運転、教育、医療、投資、知的財産権等のテーマで、AIの利用が進んでいった場合に起こるであろう社会の変化とそこに起こるであろう法的な問題点について書かれています。
なんらかの業界・業務においてAIの活用が進んでいけば、その業界・業務に関係する法律等も改正されることになるかもしれません。
そうなれば、行政書士は改正された新しい法律等に則って業務を行うことになります。
AI技術の進化やビジネスへの活用拡大は、行政書士にとっても大きな問題となってくるのだと思います。