許認可申請を行政書士に依頼するメリットは何でしょうか?
申請には多くの書類を準備しなければなりません。したがって、その作業の手間や時間の節約し、なるべく短期間に目的の許認可を取得するために、行政書士に依頼をする。まさに、その通りだと言えます。
しかし、行政書士がお役に立つのは許認可申請の時だけではありません。むしろ許認可を得られた後の方が、われわれ行政書士の役割がより重要になってくるようと言えるのではないでしょうか。
その役割とは、お客さまの業務がつねに法律に遵守し適正に行われていくようにアドバイスをするということです。現代は、コンプライアンス(法令や規則を守ること)が強く求められており、行政もそのことに注意深く目を光らせています。
しかし、法令や規則を守ると言っても、お客さまの業務について現在どのような法令や規則が施行されているのか知らなければ、守りたくても守りようがありません。現実問題として業務で忙しい中で法令まで知ることは大変です。気づかないうちに法令違反を犯していたという事態にもなりかねません。今まではOKだったものが、来年からはNGになるということも決して珍しくはありません。
そこで、行政書士がお役に立ちます。行政書士がお客さまに身近な法律の専門家として、それぞれの業界・業種を管轄する法律や規則の最新情報、変更をつねに把握し、お客さまに助言する役割を果たすわけです。業種によっては法律や規則が毎年のように改正される場合があります。
許認可申請だけでなく、許認可を得た後のコンプライアンス・アドバイザー(法令遵守の助言)として、お客さまの業務が適正に行われていくよう見守っていくことが、行政書士の大切な業務だと言えるでしょう。
コンプライアンスのことは身近な行政書士にお任せください。